雑草に見るたくましさ
雑草学と呼ばれる分野では、
人間が望まない場所に生えてくる植物を「雑草」と呼びます。
日本には数百種類の雑草が存在するといわれています。
雑草には、どんな環境でも生き抜く強い植物という印象があります。
しかし実際は、自然界では競争に弱い植物です。
そのため他の植物との競争を避け、自らの強みを活かせる環境で生き残ってきました。
その代表例が「オオバコ」です。
ドイツでは「道の見張り」、中国では「車前草」と呼ばれ、
人や車に踏まれやすい場所に生えています。
葉は柔らかく衝撃を吸収し、内部の強い筋が支えるため、踏まれても傷みにくいのです。
さらに、オオバコの種子は雨で濡れると粘着性を帯びます。
そのため人の靴や車のタイヤに付着して遠くへ運ばれ、子孫を広げることができます。
つまりオオバコは、「踏まれる」という不利な環境を種の繁栄に活かしているのです。
私たちも仕事では、他人とばかり比べてしまいがちです。
しかし、重要なのは自分の強みや個性を活かせる環境を見極めることではないでしょうか。
今日の心がけ◆自分の強みを磨きましょう





