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マンションの火災保険料が値上がり?購入前に知っておきたい住まいの維持費

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マンションの火災保険料が値上がり?管理費や修繕計画にも関わる「共用部の保険」を考える

こんにちは。AVANTIA静岡支社です。

2026年10月10日付の日本経済新聞に、マンションの共用部分にかける火災保険について、保険料の大幅な値上がりを背景に、補償内容の見直しを慎重に進める必要があるという記事が掲載されていました。

マンションにお住まいの方にとって、火災保険は普段あまり意識することのないものかもしれません。しかし、実は毎月の管理費や、将来のマンション維持にも関わる大切な問題です。

今回は、マンションの火災保険について、知っておきたいポイントを整理してみたいと思います。

■マンションの火災保険には「専有部」と「共用部」がある

マンションの火災保険を考えるとき、まず知っておきたいのが、建物には「専有部分」と「共用部分」があるということです。

専有部分は、一般的には各住戸の室内など、区分所有者が所有する部分です。こちらは、それぞれの居住者が火災保険に加入するのが一般的です。

一方、共用部分には、エントランス、廊下、階段、エレベーター、外壁など、住民全体で利用する部分が含まれます。

こうした共用部分の保険は、一般的にマンションの管理組合が契約し、保険料は管理組合の会計から支払われます。

つまり、共用部分の火災保険料が上がれば、マンション全体の維持管理費用にも影響する可能性があるのです。

■なぜマンションの火災保険料が上がっているのか?

背景の一つとして挙げられるのが、自然災害による保険金の支払い増加です。

台風や豪雨などによる建物の損害が発生すれば、保険会社から多額の保険金が支払われることがあります。

さらに、築年数が経過したマンションでは、給排水管などの劣化による漏水事故も問題になります。

例えば、共用部分の配管から水漏れが発生すれば、建物の修理だけでなく、状況によっては住戸内の床や壁などにも被害が及ぶことがあります。

こうした事故への備えが必要になる一方で、保険料の負担も大きくなっています。

そのため、以前と同じ補償内容で保険を更新しようとしても、保険料が大幅に上がってしまうケースがあるのです。

■保険料を抑えるために、補償を減らせばよいのでしょうか?

保険料が上がれば、管理組合としては負担を少しでも抑えたいと考えるでしょう。

しかし、単純に補償内容を減らせばよいというわけではありません。

例えば、保険料を安くするために補償の対象を狭めた結果、実際に事故が起きた際、必要な修理費用を十分にカバーできなくなる可能性があります。

また、事故が起きたときの自己負担額である「免責金額」を設定・変更する方法もありますが、その場合は、万が一のときに管理組合が負担する費用についても考えておく必要があります。

大切なのは、保険料の安さだけで判断するのではなく、マンションに必要な補償と、無理なく負担できる保険料のバランスを考えることです。

■マンションの管理組合で確認したい4つのポイント

共用部分の火災保険を見直す際には、次の4点を確認しておくとよいでしょう。

① 現在の補償内容を把握する

火災だけでなく、風災や水濡れなど、どのような事故が補償の対象になっているかを確認します。

② 複数の保険会社やプランを比較する

同じような補償内容でも、契約条件によって保険料が異なる場合があります。複数の見積もりを比較し、保険料と補償内容の両方を検討することが大切です。

③ 免責金額と自己負担の関係を確認する

保険料を抑えるために免責金額を設定する場合は、事故が発生したときに管理組合がどの程度の費用を負担することになるのか、事前に確認しておきましょう。

④ 建物の維持管理や修繕計画も確認する

漏水事故などを防ぐためには、配管や設備の状態を把握し、必要な点検・修繕を計画的に進めることも重要です。保険の見直しだけでなく、事故そのものを減らすための取り組みも考えていきたいところです。

■マンションを購入するときにも知っておきたいこと

これからマンションの購入を検討されている方にとっても、管理組合の保険や維持管理の状況は、確認しておきたいポイントの一つです。

物件価格や間取り、駅までの距離などに目が向きがちですが、マンションは購入して終わりではありません。

長く安心して暮らすためには、管理費や修繕積立金の水準、長期修繕計画、建物や設備の維持管理状況なども含めて考えることが大切です。

共用部分の保険料が上がれば、管理組合の支出が増え、将来的な管理費などの見直しにつながる可能性もあります。ただし、実際の影響はマンションごとの収支や管理方針によって異なります。

購入前には、こうした維持管理に関する資料にも目を通し、建物の購入費用だけでなく、住み始めてから必要になる費用も考えておきましょう。

■大切なのは、目先の安さよりも長く安心して暮らせること

住宅に関する費用は、購入時に必要なお金だけではありません。

火災保険、修繕費、設備の交換費用など、長く暮らすなかで必要になる費用もあります。

マンションの場合は、個人で備える部分と、管理組合全体で備える部分の両方を考える必要があります。

保険料が上がる時代だからこそ、必要な補償を確保しながら、建物を適切に維持管理していく視点が大切なのではないでしょうか。

私たちAVANTIA静岡支社も、住まいをご検討されるご家族に、購入時だけでなく、その先の暮らしまで見据えた住まい選びの大切さをお伝えしていきたいと考えています。

これから住宅の購入を検討される方も、現在のお住まいについて考えている方も、ぜひ長期的な視点で住まいの費用や維持管理について考えてみてください。

ご相談はAVANTIA静岡支社へ。

※本記事は、2026年10月10日付の新聞記事および公表されているマンション共用部の保険に関する情報を参考に、一般的な内容としてまとめています。保険の補償範囲や契約条件は、個別の契約によって異なります。

 

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