高齢になると家を借りにくくなる?今から考えておきたい、これからの住まい
こんにちは。
AVANTIA静岡支社です。
先日、気になるニュースを目にしました。
それは、
「家を借りられない高齢者が増えている」
というニュースです。
9月21日は「敬老の日」でした。
65歳以上の人口が総人口の約3割となり、高齢化が進む日本で、今、住宅をめぐる新たな問題が起きています。
それが、
「高齢になると、賃貸住宅を借りにくくなる」
という問題です。
目次
「お金があっても借りられない?」
ニュースでは、74歳の男性が紹介されていました。
この男性は68歳のときに一人暮らしをするための賃貸住宅を探しました。
預貯金もあり、健康上の大きな問題もありません。
必要な書類も提出し、引っ越しの日程まで決まりかけていたそうです。
ところが、最後になって、
「大家さんから断られました」
と言われてしまったそうです。
理由を尋ねると、
「やっぱり年齢が……」
ということでした。
なんとも考えさせられる話です。
なぜ大家さんは高齢者への賃貸を不安に感じるのか?
では、なぜ高齢者に部屋を貸すことをためらう大家さんがいるのでしょうか。
その背景には、
・室内での転倒や病気などによる事故
・体調が急変した場合の対応
・一人暮らしでの孤独死
・長期間発見されないことへの不安
・万一の場合の原状回復費用
などがあります。
実際、ニュースでは70代の入居者が亡くなった後、数か月たってから発見されたケースが紹介されていました。
その結果、床の張り替えなどの原状回復費用として約150万円の負担が発生。
さらに、その部屋を長期間貸せないことによる家賃収入の減少もありました。
もちろん、これはすべての高齢者に当てはまる話ではありません。
しかし、大家さん側からすると、
「もしものときに、どう対応すればいいのか」
という不安があることも事実です。
「賃貸なら安心」とも限りません
住まいを考えるとき、
「家を買うのは大変だから、ずっと賃貸でいい」
と考える方もいらっしゃると思います。
確かに、賃貸住宅には、
・住み替えがしやすい
・大きな修繕費を自分で負担する必要がない場合が多い
・家族構成やライフスタイルに合わせて住まいを変えられる
といったメリットがあります。
一方で、忘れてはいけないのが、
「家賃は住んでいる限り続く」
ということです。
現役時代は収入から家賃を支払えていても、定年後に収入が年金中心になったとき、毎月の家賃が家計の負担になることもあります。
例えば、月8万円の家賃でも、1年間では96万円。
10年間なら約960万円です。
さらに、管理費や更新料、引っ越し費用なども考えておく必要があります。
そのため、老後も賃貸住宅に住み続けるのであれば、将来の家賃を支払っていけるだけの手持ち資金や収入を、早い段階から考えておくことが大切です。
そして、もう一つ忘れてはいけないのが、
「年齢を重ねたとき、本当に希望する賃貸住宅を借りられるのか?」
という問題です。
「家を借りられなくなる前に考える」という選択
今回のニュースを見て、私が思ったのは、
「住まいは、元気なうちに考えておくことが大切なのではないか」
ということです。
若いうちは、
「賃貸でもいいかな」
「必要になったら、そのときに引っ越せばいい」
と考えることもできます。
しかし、年齢を重ねたとき、
「希望する場所に住める」
「希望する条件で部屋を借りられる」
とは限りません。
だからこそ、
まだ元気で、住宅ローンなどの選択肢も考えられる時期に、将来の住まいについて考えておく。
これは大切なことだと思います。
「家を買う=一生そこから動けない」ではありません
もちろん、
「家を買えば絶対に安心」
という単純な話ではありません。
将来、家族構成が変わるかもしれません。
住みたい場所が変わるかもしれません。
介護や医療など、別の住まいが必要になる可能性もあります。
だからこそ、
「今の暮らし」だけではなく、「10年後、20年後の暮らし」まで考えて家を選ぶこと
が重要です。
例えば、
・将来も暮らしやすい間取り
・段差の少ない設計
・断熱性能の高い住まい
・夏も冬も快適に過ごせる家
・地震への備え
・メンテナンスのしやすさ
・将来の家族構成の変化への対応
などです。
家は、単に「今住む場所」ではありません。
これから何十年も暮らしていく場所です。
だからこそ、購入するときには価格だけではなく、
「将来も、この家で安心して暮らせるか?」
という視点も大切だと思います。
「家を借りられなくなる」という問題を、他人事にしない
今回の記事を読んで、
「高齢者になったら大変だな」
と思った方もいるかもしれません。
でも、これは決して遠い未来の話ではありません。
誰でも年齢を重ねていきます。
今は健康で、仕事をしていて、自由に住まいを選べていても、将来同じように選べるとは限りません。
そして、もし老後も賃貸住宅で暮らすのであれば、
「毎月の家賃を、老後も無理なく支払い続けられるのか」
という資金面についても、早めに考えておく必要があります。
一方で、住宅を購入する場合も、住宅ローンだけでなく、固定資産税や修繕費などの維持費を考える必要があります。
つまり、
「賃貸と持ち家、どちらが正解なのか」
ではなく、
「自分たちの将来の収入と資金、そして暮らし方に合っているのはどちらなのか」
を考えることが大切なのだと思います。
家は「今」だけではなく、「これから」を考えて選ぶもの。
皆さまも一度、10年後、20年後の住まいについて考えてみてはいかがでしょうか。
AVANTIA静岡支社では、これから家づくりを考えている方のご相談を承っています。
「まだ具体的に決まっていない」
「住宅ローンが心配」
「今の年齢から家を購入して大丈夫?」
そんな段階でも大丈夫です。
将来の暮らしまで一緒に考えながら、住まい選びをお手伝いします。
家は「今」だけではなく、「これから」を考えて選ぶもの。
皆さまの家づくりの参考になれば幸いです。
ご相談はお気軽にAVANTIA静岡支社へ。





