チベット高原などの厳しい寒冷地に暮らすヤク。だいたい標高3000メートルくらいから生息しています。
その身体は、極寒の環境に耐えるため、非常に長く密度の高い毛で覆われています。
実は、この毛こそ天然の断熱材。

遊牧民のゲルにも使用されていますし、ポタラ宮の幕など様々な場所で活用されています。
外の冷気を遮り、体温を逃がしにくくすることで、厳しい寒さの中でも体温を保っています。
これって、住宅の高断熱性能とよく似ています。
住宅も同じように、断熱材や高性能な窓で外気の影響を抑え、室内の快適な温度を保ちます。
さらに、隙間を少なくする高気密性能を組み合わせれば、冷暖房の効率も高まります。
ヤクが全身の毛で寒さから身を守るように、高性能住宅は建物全体で家族の快適な暮らしを守る。
自然界には、住宅づくりのヒントがいっぱいですね。
ちなみに雄をヤクと呼び、雌はジと呼んでいるようです。




