備える心
戦前の物理学者であり、防災にも深い関心を寄せた寺田寅彦は、
「天災は忘れた頃にやってくる」という言葉を残しました。
災害の記憶は発生直後こそ鮮明ですが、時間の経過とともに薄れ、
危機への意識も低下しがちです。
例えば、大雨や地震の報道を目にした直後は避難場所や家族との連絡方法を確認しても、
日常生活が続くと防災への関心は薄れがちです。
災害はいつ起こるか分かりません。
だからこそ、平時から備えへの意識を持ち続けることが大切です。
防災における「心の備え」とは、
「災害はいつか起きるものではなく、今日起きても不思議ではない」との認識です。
その意識があれば、非常時にも落ち着いて行動しようとする姿勢が生まれ、
日頃の備えを見直すきっかけにもなります。
災害は忘れた頃にやってきます。だからこそ、防災を特別なことと考えるのではなく、
折にふれて自らの意識を点検し、危機への備えを心に留めながら、
日頃から備えていきたいものです。
平時の心の備えが、いざという時に自分や周囲の人を守る力となるでしょう。
今日の心がけ◆防災意識を高めましょう




