禍を転じて福となす
本日は幕末の激動期に生まれ、第二十代内閣総理大臣を務め、
日本の近代化の礎を築いた一人である高橋是清の生誕日です。
是清の大きな功績として、「特許制度」の制定があります。
当時、アメリカ人の通訳を務める中で、
日本には発明や商標を保護する制度がないことを知らされました。
そこで調査、研究を重ねていき、特許制度の制定に尽力したのです。
また、日本の命運がかかった日露戦争では莫大な戦費が必要でした。
そこで流暢な英語でアメリカの銀行家に日本の窮状を訴え、資金調達に成功したのです。
是清が英語を話せたのは、十三歳の時に藩の命によりアメリカへ留学したことがきっかけでした。
当初、世話役に騙され奴隷のような扱いを受けていました。
しかし、もともと楽天的な是清は、それも一つの学びの場と捉えます。
生きた英語を貪欲に吸収し、結果として流暢に話せるまでに成長したのです。
私たちも、思い描いていた環境と異なる状況に直面することがあります。
まずは現状をじっくりと観察し、置かれた場所でベストを尽くしたいものです。
今日の心がけ◆ベストを尽くしましょう




