「よい仕事」とは、理想的な目的、達成可能な目標、十分に練られた構想、そしてそれに基づく緻密な計画に裏打ちされているものでしょう。
しかし、仕事を進めていくと、目標達成や計画通りの実行に躍起になるあまり、肝心の「目的」を忘れてしまうことがあるかもしれません。
営業職のTさんが、まだ駆け出しだった頃のことです。目標の売り上げ達成に向けて知恵を絞り、努力したものの、なかなか成果が出ませんでした。
そんな時、上司から、「肩の力を抜き、数字のことは考えず、そもそも何を売ろうとしているのか、何のための営業かを考えるように」と諭されました。
振り返ると、心を占めていたのは〈同僚に負けたくない〉〈達成できないとみっともない〉といった、自分本位な思いばかりだったことに気づいたのです。
そこで改めて「お客様の役に立つ」「お客様の喜びのため」という目的に立ち返ると、Tさんの努力は実を結び、成績も徐々に向上していったといいます。
私たちも、業務の土台となる理念やビジョンを忘れないようにしたいものです。
今日の心がけ◆目的を見失わないようにしましょう




