役不足とは、その人の実力、力量、人格、経験などに対して、役目が軽すぎることを意味します。
本来は能力に対して役割が見合っていない状態を指します。
たとえば、「あれだけの人がまだチーフだなんて、ちょっと役不足でもったいないね」などと、
その人の能力が十分に生かされていない場面で使われます。
また俳優が、自分に割り当てられた役に対して不満を抱くときなどにも使われます。
「実力のある彼女にとって、この役はきっと役不足と感じるはずだよ」
などと表現されることもあるでしょう。
しかし、この「役不足」は、その意味を取り違えて使われることが少なくありません。
実力が不足しているにもかかわらず、自分のことを謙遜するつもりで
「今度の役職は、私には役不足だと思います」などと使ってしまう例です。
しかし、これでは謙遜のつもりで発した言葉が、かえって周囲には
「なんて偉そうなことを言う人だろう」と顰蹙を買うことにもなりかねません。
言葉は、その意味を正確に理解し、誤解を招かないよう慎重に使いましょう。
今日の心がけ◆言葉の意味を調べる習慣を持ちましょう





