地名を読み解く
私たちが暮らす土地の「地名」は、地形や自然環境、
そこに住んだ人々の歴史、信仰、慣習など、
様々な背景を反映して名付けられています。
例えば、大阪の「道頓堀」という地名は、
江戸時代の商人・安井道頓に由来します。
道頓は川と川の間に堀を築くため、
私財を投じて土木工事を行ないました。
道頓は、大坂夏の陣で亡くなりましたが、
彼の尽力で堀が完成し、街や商業の発展への功績を讃えて、
当時の藩主・松平忠明が「道頓堀」と命名したのです。
また、香川の「小豆島」は、
かつて「アズキ島」と呼ばれていました。
「アズ」は、崖や傾斜地、
崩れやすい地形を意味する古語に由来します。
同様に、「阿蘇」も険しい崖地を表わす「アズ」に由来し、
「飛鳥」も飛鳥川の氾濫により地形が崩れやすかったことから、
名付けられたと考えられています。
地名には土地の性質や歴史が刻まれているように、企業名にも、
創業者の思いや理念、時代背景、
そして先人たちの努力や苦労が込められています。
先人の歩みに思いを馳せながら、
日々の業務に心を込めていきましょう。
今日の心がけ◆先人の歩みを知りましょう



