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「『借りられる額』と『返せる額』は違う。ペアローンを考える前に」

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「『借りられる額』と『返せる額』は違う。ペアローンを考える前に」 イメージ

「借りられる額」より「無理なく返せる額」。ペアローンを利用する前に考えたいこと

こんにちは。
AVANTIA静岡支社です。

最近、住宅購入を検討されているお客様から、

「夫婦の収入を合わせれば、もう少し予算を上げられますか?」

というご相談をいただくことが増えました。

住宅価格が上昇している今、希望するエリアや広さ、性能の住宅を購入するために、住宅ローンの借入方法を工夫することは、とても重要なポイントになっています。

その中でも、最近特に注目されているのが**「ペアローン」**です。

ペアローンを利用する人が増えています

住宅金融支援機構が2025年4月に実施した「住宅ローン利用者の実態調査」では、ペアローンまたは収入合算を利用した人は39.3%。

特に20~30歳代などの若い世代で利用割合が高くなっています。

背景にあるのは、やはり住宅価格の上昇です。

同じ調査では、物価上昇や住宅価格高騰を受けて、56.7%の人が住宅取得計画に何らかの変化があったと回答。

その中で最も多かったのが、

「予算を増やした(住宅ローンを増やした)」

という回答でした。

「せっかく家を買うなら、希望する場所に住みたい」

「子どものために、ある程度の広さは確保したい」

「性能の良い家に住みたい」

そう考えると、どうしても住宅ローンとの向き合い方が重要になってきます。

ペアローンとは?

ペアローンとは、夫婦など2人がそれぞれ住宅ローンを契約する仕組みです。

例えば、

夫:3,000万円
妻:2,000万円

というように、それぞれが住宅ローンを組むことで、世帯としての借入額を増やすことができます。

また、一般的な収入合算と違い、それぞれが住宅ローン契約を結ぶため、条件を満たせば夫婦それぞれが住宅ローン控除を利用できることも大きな特徴です。

住宅価格が高くなっている現在、ペアローンが選択肢として注目される理由も分かります。

ただし、「借りられる=安心」ではありません

ここが、私たちが一番お伝えしたいポイントです。

ペアローンを利用すると、世帯として借りられる金額は大きくなります。

しかし、

「借りられる金額」と「無理なく返せる金額」は同じではありません。

例えば、夫婦2人とも現在は安定して収入があったとしても、10年、20年後も同じ状況とは限りません。

転職や転勤。

子どもの誕生。

産休・育休。

働き方の変更。

教育費の増加。

親の介護。

さまざまなライフイベントが待っています。

だからこそ、住宅ローンを考えるときには、現在の世帯年収だけを見るのではなく、将来の家計まで含めて考えることが大切です。

「月々いくら払えるか」だけでは足りません

住宅購入のご相談を受けていると、

「月々の返済額が○万円なら大丈夫です」

という話になることがあります。

もちろん月々の返済額は重要です。

でも、本当に考えていただきたいのは、

住宅ローンを払った後に、毎月いくら残るのか。

そして、

そのお金で家族がどんな暮らしをしていけるのか。

ということです。

住宅ローン以外にも、

・固定資産税
・火災・地震保険
・車の維持費
・光熱費
・子どもの教育費
・食費
・将来の修繕費
・老後のための貯蓄

など、住宅を購入した後にもさまざまな支出があります。

家を買うことがゴールではありません。

家を買った後も、家族が安心して暮らせること。

それが本当の意味での「無理のない住宅購入」だと私たちは考えています。

住宅ローンは「金利」だけで選ばない

今回の住宅金融支援機構の調査では、住宅ローンを選んだ理由として「金利の低さ」が最も多く、次いで「団体信用生命保険の保障内容」などが挙げられています。

また、利用された住宅ローンの金利タイプでは、変動型が79.0%と大きな割合を占めています。

一方で、今後1年間の住宅ローン金利について「現状よりも上昇する」と考えている人は65.7%。

さらに、金利上昇時の返済額などについて、「理解しているか少し不安」「よく理解していない」「全く理解していない」と回答した人も少なくありません。

だからこそ、

「金利が低いからこのローン」

だけではなく、

「金利が上がったらどうする?」

「片方の収入が減ったらどうする?」

「子どもが生まれたらどうする?」

「教育費が増えたらどうする?」

というところまで考えて住宅ローンを選ぶことが大切です。

ペアローンには「連生団信」という選択肢も

最近では、ペアローン利用者の万一に備える「ペアローン連生団体信用生命保険」を取り扱う金融機関も出てきています。

夫婦のどちらか一方に万一のことがあった場合に、条件に応じて双方の住宅ローン残高がゼロになるタイプの商品です。

住宅ローンは数十年にわたる長い契約です。

「今、借りられるか」だけではなく、

「もしものときに家族を守れるか」

という視点も、とても重要になってきています。

ただし、商品内容や保障条件は金融機関によって異なります。

ペアローンを検討する場合は、金利だけでなく、団体信用生命保険の内容や手数料なども含めて比較することをおすすめします。

私たちが考える「良い家」とは

AVANTIA静岡支社では、住宅をご提案するときに、

「いくらの家が買えるか」だけでなく、「その家で何十年も安心して暮らせるか」

という視点を大切にしています。

住宅性能についても、購入時の価格だけで判断するのではなく、実際に住み始めてからの光熱費やメンテナンスなど、長い目で見た暮らしのコストも考えることが重要です。

せっかく購入したマイホーム。

住宅ローンの返済に追われて、家族で旅行に行くことも、子どものためにお金を使うことも我慢する。

それでは少し寂しいですよね。

家は「買うこと」が目的ではなく、「家族が幸せに暮らすため」のもの。

だからこそ、住宅ローンも含めて、無理のない資金計画を考えていただきたいと思っています。

「借りられる額」ではなく「暮らし続けられる額」を

ペアローンは、住宅価格が上昇している現在において、希望する住まいを実現するための有力な選択肢のひとつです。

一方で、夫婦それぞれが返済責任を負うことになるため、将来のライフプランをしっかり考えたうえで利用することが大切です。

住宅購入では、

「いくら借りられるか」ではなく、
「いくらなら無理なく返しながら、家族が豊かに暮らせるか」。

この視点をぜひ大切にしてください。

AVANTIA静岡支社では、住宅そのものだけではなく、住宅ローンや資金計画についても、お客様のライフプランに合わせて一緒に考えています。

「この予算でどんな家が買える?」

「ペアローンを使った方がいい?」

「今の収入で無理のない住宅ローンはいくら?」

そんな疑問をお持ちでしたら、ぜひお気軽にご相談ください。

家を買った後の暮らしまで考えた住まい選びを。

ご相談は、AVANTIA静岡支社までお気軽にどうぞ。

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